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Men's Schedule
3/30-4/4
ワールドリーグ
インターコンチネンタル
トーナメント

(USA・コロナデルマール)
7/2-14
ユニバーシアード

(韓国・光洲)
7/26-8/8
世界水泳選手権大会

(ロシア・カザン)
9/4-12
世界ジュニア選手権大会

(カザフスタン・アルマトイ)
10/1-7
アジアエージ選手権

(タイ・バンコク)
10/9-11
日本選手権

(東京・辰巳国際水泳場)


Women's Schedule
4/28-5/3
ワールドリーグ
インターコンチネンタル
トーナメント

(ニュージーランド・オークランド)
7/2-14
ユニバーシアード

(韓国・光洲)
7/26-8/8
世界水泳選手権大会

(ロシア・カザン)
8/17-23
世界ジュニア選手権大会

(ギリシャ・ボロス)
10/1-7
アジアエージ選手権

(タイ・バンコク)
10/9-11
日本選手権

(東京・辰巳国際水泳場)


公益財団法人日本水泳連盟

アクアゲーム公式サイト





ロンドンオリンピックに向けたアジア地区予選
“ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIPS 2012”では
男女共に3位という結果に終わり
オリンピックへの切符を手にする事が出来ませんでした。

満員のお客様、そして会場を包んだ大声援。
僅差で勝利がつかめなかったこの大会の悔しさは
次のオリンピックに向けた原動力とします。

新たな挑戦はこの大会の終幕と共に始まりました。
次は必ずオリンピックに行ってくれることでしょう。

あと一歩届かなかった“何か”をつかむために…

選手達はスタートを切りました。

今後も応援宜しくお願いします。
 
 
ロンドンオリンピック地区予選も兼ねた“ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIPS 2012”
アジア地区オリンピック出場枠は男女共に1カ国のみ。
ロンドンオリンピックアジア地区代表は、男子カザフスタン、女子中国という結果になりました。
地区代表になれなかった全ての参加希望国が戦い、残りの枠を競う“世界予選枠”もありますが、
日本は参加しないこととなったため、ロンドンオリンピックへの出場は男女共にありません。

※世界予選枠についてはこちらをご覧下さい。



■ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIOS 2012結果
■ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIPS 2012開催概要
■男子メンバー紹介
■女子メンバー紹介
■スペシャルコンテンツ
■Road to London ムービーチャンネル
■Road to London News
■対戦国レポート
■水球オリンピックヒストリー

  
 ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIPS 2012結果
男子
1位 カザフスタン (ロンドンオリンピックアジア地区出場権獲得)
2位 中国
3位 日本
4位 クウェート

Men1
1P  2P  3P  4P  Total 
CHN  2 0
KAZ


Men2
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  3 22 
KUW
得点者:青柳4、竹井3、筈井1、志賀2、柳瀬1、志水3、長沼1
若松3、塩田2、大川1、永田1


Men3
1P  2P  3P  4P  Total 
CHN  6 7 8 23 
KUW


Men4
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2
KAZ
得点者:青柳1、志水2、長沼1


Men5
1P  2P  3P  4P  Total 
KAZ  3 3 3 10 
KUW 0


Men6
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  0
CHN
得点者:竹井1、志水1、長沼1、塩田2、大川1


女子
1位 中国
(ロンドンオリンピックアジア地区出場権獲得)
2位 カザフスタン
3位 日本

Women1
1P  2P  3P  4P  Total 
KAZ 
CHN 21 


Women2
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2
KAZ 12 
得点者:中野3、曲山1、岡村1、小中1、菅野2


Women3
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  1 1 6
CHN 5 18 
得点者:中野3、岡村1、小中1、菅野1




 ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIPS 2012開催概要
大会名:ASIAN WATER POLO CHAMPIONSHIPS 2012

開催日程:2012年1月24日(火)~27日(金)

参加国:
男子/日本・中国・カザフスタン・クウェート
女子/日本・中国・カザフスタン

開催場所:千葉県国際総合水泳場
(千葉県習志野市茜浜2-3-3)

(JR京葉線「新習志野駅」南口徒歩1分)

主催:AASF (アジア水泳連盟)
主管:財団法人日本水泳連盟、千葉県水泳連盟


観覧料金:無料



 男子メンバー紹介

GK ゴールキーパー
 


1,2 右ドライバー
  



 
3 フローターバック
 


4,5 左ドライバー
 




6 フローター
 


3,6 フローターバック&フローター




ヘッドコーチ:高木英樹
コーチ:葛原浩
マネージャー:南隆尚
トレーナー:岡田隆



 女子メンバー紹介

GK ゴールキーパー



1,2 右ドライバー
 

 


3 フローターバック
 


4,5 左ドライバー
 




6 フローター
 





ヘッドコーチ:藤原秀規
女子コーチ:大井恵滋
総務:鈴木雷天
マネージャー:飛田菜七子



 スペシャルコンテンツ
ここではより皆さんにポセイドンジャパンを知っていただくための
様々なレポートを紹介していきます。


■2012ワールドリーグ男子の状況
■ロンドンオリンピック出場権について
■ポセイドンジャパンASIAN Water Polo Championships2012女子中国戦に向けて
■ポセイドンジャパン男子高木監督が語る豪州合宿
■ポセイドンジャパン男子・豪州取材レポートVol.2
■ポセイドンジャパン男子・豪州取材レポート Vol.1
■欧州選手権とは?水球オリンピックの出場権の状況
■パンパシフィック大会とは?
■ポセイドンジャパン男子・豪州パース合宿総括
■ポセイドンジャパン男子豪州合宿


2012ワールドリーグ男子の状況
(財団法人日本水泳連盟 水球委員会 外国部長・黒田克己氏寄稿より抜粋)

2012年ワールドリーグ男子の状況をご紹介します。

■欧州:
グループA(イタリア・ロシア・イギリス)、グループB(クロアチア・ドイツ・マケドニア)、
グループC(ルーマニア・ギリシャ・スペイン・トルコ)の3グループがHome&Awayで戦っており
順位は上記の通りです。

■米州:
5月10-13日にアメリカで開催され、アメリカ・ブラジル・カナダ・ベネズエラ・が出場予定です。

■アジア・オセアニア:
5月1-5日上海、5月8-12日千葉で開催され、日本・中国・カザフスタン・オーストラリア・
ニュージーランド・イランが出場予定です。

■スーパーファイナル:
6月12-17日にカザフスタン・アルマティで開催予定であり、参加チームは下記の8チームです。
欧州…3チーム
米州…2チーム
アジア・オセアニア…2チーム
開催国…カザフスタン




ロンドンオリンピック出場権について 
(財団法人日本水泳連盟 水球委員会 外国部長・黒田克己氏寄稿より抜粋)

日本代表ポセイドンジャパンが惜しくもロンドンオリンピック出場権を逃した事は
記憶に新しい処ですが、出場権獲得状況及び4月の世界予選の状況を整理してみましょう。

1,男子
出場権を獲得しているのは下記の国です。
■大陸代表(4チーム)
 欧州:イギリス(開催国)
 米州:アメリカ
 アジア:カザフスタン
 オセアニア:オーストラリア
 アフリカ:棄権 →この枠は世界予選へ回る

■2011年主要大会上位チーム(4チーム)
 セルビア:ワールドリーグ優勝
 イタリア・クロアチア・ハンガリー:上海世界選手権上位3チーム
  
(セルビアが2位だがワールドリーグでオリンピック出場権を得ているので4位のハンガリーが繰り上がり)

■世界予選(4チーム)
 ・2012年4月1-8日カナダ・エドモントンにて開催
 ・組み合わせ抽選は2月19日にロンドンにて行われる
 ・参加チーム(現時点で8チーム)
   欧州選手権上位5チーム
(既に出場権を得ているチームを除く)
       モンテネグロ・ドイツ・ギリシャ・スペイン・ルーマニア
   米州(2チーム):カナダ(世界予選開催国)・ブラジル
   アフリカ枠からの繰り上がり:オランダ
      (アフリカからの予選参加が無い場合、FINAルールでは①予選開催国②米州③アジア
     ④欧州⑤オセアニア⑥アフリカという優先順位で次の予選参加国が決まるが、
     ①カナダは既に参戦、②③米州、アジアでは他に参加国が無い(日本・中国共に参加を取り止め)
     ということでオランダに参加権が与えられました)



2,女子
出場権を獲得しているのは下記の国です。
■大陸代表(4チーム)
 欧州:イギリス(開催国)
 米州:アメリカ
 アジア:中国
 オセアニア:オーストラリア
 アフリカ:棄権 →この枠は世界予選へ回る

■世界予選(4チーム)
 ・2012年4月15-22日イタリア・トリエステにて開催
 ・参加チーム枠(最大12チーム)
   欧州:5チーム(ギリシャ・イタリア・ロシア・ハンガリー・スペイン)
   米州:3チーム(未定)
   アジア:2チーム(参加無し)
   アフリカ:1チーム(参加無し)
   オセアニア:1チーム(未定)




ポセイドンジャパンASIAN Water Polo Championships2012
女子中国戦に向けて


大会2日目を受け、大会3日目に迎える女子ポセイドンジャパン中国戦に向けてのレポートです。
(文責:井上秀憲)

2012年1月25日、前日残っていた雪もすっかりと溶け、
温かい日差しが千葉県国際総合水泳場を包んでいた。
朝には女子、そして夜は男子が今大会初日を迎える。
朝早くから練習に男子PJメンバーがやってきた。
リラックスしたムードの中にも真剣な表情。
戦いの時が近づいて来ていることは何も言わなくても分かった。
女子も試合前集まってきた。
試合直前プールの中で円陣を組んだ時、キャプテンの吉田が
「チーム1つになって戦おう」とメンバーを鼓舞していた。
女子のメンバーは皆“チーム一丸”という言葉をよく使う。
この日に向けて長い間一つの目標に向かって走ってきた証しであろう。


入場してきた彼女達は全員少し緊張した表情だった。
戦いに挑む女騎士のような彼女達の姿は、会場を緊張感で包んだ。
それは女子水球の未来に向かって皆が同じ気持ちになっていたからであろう。


結果は負けたが、彼女達が一歩前進したことは確かだ。
ついに今日中国との大一番を迎える。




ポセイドンジャパン男子高木監督が語る豪州合宿
1ヶ月以上に渡るポセイドンジャパン男子豪州合宿について
高木英樹監督に語ってもらいました。








ポセイドンジャパン男子・豪州取材レポート Vol.2
(取材:財団法人日本水泳連盟水球委員会オフィシャル取材担当:井上秀憲)

■2012/1/10
激闘の中国戦を終え、ホテルに戻ってきた時は、もう9時30分をまわっていた。
それぞれがレストランで食事を摂り、それぞれの部屋に戻っていく。
次の試合会場に向かう為に、16時30分ロビー集合になっていた。

部屋で睡眠を軽くとっただけで出て来たメンバー達。
最初に現れたのは棚村兄弟。しかものんびりした感じで出てきたので不思議だった。
リラックスしているね…と聞くと、ニュージーランド戦は、この2人をベンチから出すらしい。

プールに着くと皆がウォームアップを始める中、高木監督と青柳選手はボードを持って
プールを見つめながらずっと話し込んでいる。
ちょうど、アメリカvs中国。
青柳は何か中国の法則を見抜いたようだ。
実際に今日も試し、アメリカがやっている方法を見て確信をしたみたいだ。
アメリカは中国に対し、面白いように点を入れている。
何かはここでは話せないが、何かを見つけてしまった。

高木監督と青柳選手は選手を全員集め、ボードを片手にパターンについて話し始めた。

あの時も… この時も…
選手の中からは過去に中国に崩されたパターンが甦って来た。
そして青柳のパターンだと確かに攻撃のバリエーションが増える。
ギリギリまで納得するのに時間をかけ、ニュージーランド戦で試してみるということで
アップもせず、作戦会議わずか5分程度しかプールに入らず試合に入った。

今やニュージーランドはフォーメーションで試す相手。
いつでも逆転出来る格下の相手となっていた。日本男子も成長したものである。

ニュージーランド戦の結果はここで見てもらいたいのだが、
試合前の日本の鉱脈発見現場に立ち会えた。
日本の勝利を僕自身も確信できた瞬間であった。




ポセイドンジャパン男子・豪州取材レポート Vol.1
約1ヶ月に渡る豪州合宿中の男子ポセイドンジャパン。
現在メルボルンで開催中のパンパシフィック大会に出場中の彼らを取材したレポートです。
(取材:財団法人日本水泳連盟水球委員会オフィシャル取材担当:井上秀憲)

■2012/1/9
メルボルン国際空港に降りてもオーストラリア特有の痛い陽射しは無く、少し肌寒い。
市内に向かうバスが少ないのでタクシーに乗って会場に向かう。
会場であるメルボルンスポーツ アンド アクアティック センターは
世界水泳メルボルン大会の水球の会場である。
オープンだが、スタンドには屋根があって開放的なプールである。

到着した時に日本の国歌がちょうど流れていて、アメリカ戦がまさに始まろうとしていた。
試合の結果はここから見て頂くと分かりますが、この結果より実際はせっている感じでした。
アメリカの間合いになってしまった時間が少し多かったかもしれないですが
試合後青柳選手、塩田選手、高木監督のインタビューをホテルの近くの公園で行う。
青柳選手のインタビューでは中国戦に向けての戦い方なども聞いてみたが、
明日はあまり手の内を見せずノーマルな戦い方をするとのこと。
逆に中国の出方を見る試合になりそうです。
塩田選手と高木監督の対談はお互いになんだか照れ臭そうでした。
トークでも高木監督にリードしてもらっていた塩田選手。
8年越しのオリンピックに賭ける気持ちが熱く感じられる対談でした。
その後、高木監督の部屋にメンバー15人、南コーチが集まって
今日の試合の映像を見ながらミーティング。
細かいコンビネーションやポジション取りについて詰めていました。
青柳選手が中心になってアイデアをだしているのですが、
志水選手、棚村兄弟、長沼選手、志賀選手などもかなり発言している。
僕は このミーティングを見て本当のチームになったんだと確信出来た。
長い合宿で しかも少人数で全てやりながら移動しながら試合をこなしている。
高木監督の部屋に炊飯器が置いてあった。
監督と南コーチが選手にご飯を炊いておにぎりを作っているのだ。
試合から帰って来た時に選手達が食べていたあの おにぎり。
形も良く立派なお手製おにぎり。きっと長い遠征で手慣れたものになったのだろう。

彼達のオーストラリア遠征は決して派手なもので無く、毎日の様に色々なタイプの強国と闘っている。
技術的な向上はもちろんだが、チームとして絆が強固になっている。
今のポセイドンジャパンは確実に強くなっている。そう確信出来た1日でした。
明日は朝5時起き。試合は朝の7時30分から。しかも中国戦。
夜9時なのに外はまだ明るい。明日の勝利を信じて…




■2012/1/10
6時にホテルのロビーに降りていくと、JAPANのジャージを着た選手が
全員で軽い食事を摂っていた。外はやっと朝日が登り明るくなり始めたばかりだ。
中国チームと同じホテルのため、ロビーで出くわしてしまう。
高木監督と南コーチが運転する2台のワンボックスカーに乗って会場に向かう。
朝のプールはまだ寒く、入念なウオーミングアップ。


日本では考えられない朝7時30分からの試合。
水面は朝日が反射し、逆光だと何も見えない。
試合が始まった。第1ピリオドは2:2。ピリオド終わりで青柳選手が各選手に修正をかける。
第2ピリオドは中国の間合い。ブールの中、ベンチから指示が出まくる。
棚村兄の良いセーブも見られ、カウンターをかけるものの中国はかなり日本を研究しているのか
塩田選手などのマークが厳しい。
中国の4番センターのLijun Yuが調子が良く、中央が支配され始めると、
4ー3と1点ビハインドで折り返す。
後半ゴールを棚村弟にまかせ、早い攻撃をかけたい日本。
開始早々に永田選手の強烈なシュートが決まり追いつく。
センターでもみ合いをしていると外から決めるなど中国は色々なパターンを見せて来る。
最終戦の様に肘を入れたり、ラフプレイが目立つ中国チーム。
差は縮められず、1点差のまま最終ピリオドに突入。
開始早々にまたもセンターに決められる。
竹井選手の技ありなシュートが決まり追い付く気配を見せたが、またもや4番に決められる。
4番の背中に入っている刺青がやたらと目立った試合だった。
結果や詳細はレポートを見てください。
この後、中国チームの監督と背中に刺青を背負うセンターの4番にインタビューをしたのですが、
日本に脅威をいだいている事は確かでした。
特に若い世代の成長はかなり驚きの様でした。
対中国戦のシフトをひかずノーマルな布陣で闘って この結果なら期待が持てると思います。
今回中国チームの出方がだいぶ見え、戦い方のデータがかなり集まったと思います。
パンパシの順位決定戦でもう一度中国戦になりそうなので、
そこで今日得たデータも加え日本チームの戦術も試し、良い形で習志野に行って欲しいものです。
今、選手たちはベッドの中でしょう。
16時30分には集合し、今日2試合目のニュージーランド戦。
2日目取材日記 第1弾はここまで。





欧州選手権とは?水球オリンピックの出場権の状況
(文責:財団法人日本水泳連盟 水球委員会 外国部長・黒田克己)

欧州選手権は2年に一回開催され、通常は夏から秋にかけて開催されるのですが、
今年は1月16日から29日にかけてオランダ・アイントホーフェンで開催されます。
というのは今大会は4月上中旬(男子は1-8日@カナダ・エドモントン
女子は15-22日@イタリア・トリエステ)に出場する欧州代表5チームを決める予選会も
兼ねている為です。


ここでオリンピック出場権取得状況を整理してみましょう。

男子(12チーム):
■セルビア(2011年ワールドリーグ優勝)
■イタリア、クロアチア、ハンガリー(2011年上海世界選手権上位3位)
 ※セルビアが世界選手権2位だがワールドリーグで出場権を獲得しているので
  4位のハンガリーが出場権を獲得。

■アメリカ(米州代表)
■オーストラリア(オセアニア代表)
■イギリス(欧州代表 = 開催国)
■アジア代表(1月25-27日のアジア選手権の1位)
■アフリカ代表(不参加)
■世界予選上位4位:
 ※ここにはまだ出場権を獲得していない欧州強豪・中堅のスペイン、ドイツ、ルーマニア、
  モンテネグロ 、米州のカナダ等が出場し、残り4つの枠を競います。
  参加は12チーム迄で参加枠は欧州 5、米州 3、アジア 2、オセアニア 1、アフリカ 1。
  尚、開催国は当該大陸の代表と見做される。



女子(8チーム):
■アメリカ(米州代表)
■オーストラリア(オセアニア代表)
■イギリス(欧州代表 = 開催国)
■アジア代表(1月24-26日のアジア選手権の1位)
■アフリカ代表(実質的に参加が無いのが通例なので、世界予選の枠が3から4に増える見込み)
■世界予選上位3位(アフリカからの参加が無いと見込まれる為、実質4位迄となろう):
 ※ここで欧州強豪のギリシャ、オランダ、イタリア、ロシア、ハンガリー、スペイン及び
  米州強豪のカナダが出場権を競う。参加枠は男子同様。



欧州選手権の組合せは下記となっています。

男子(下線はオリンピック出場権獲得済チーム):
グループA : マケドニア、ギリシャ、ハンガリーイタリア、オランダ、トルコ
グループB : セルビア、ドイツ、クロアチア、ルーマニア、モンテネグロ 、スペイン

各グループで総当り戦を行った後、グループ1位は一回休んで準決勝進出、
グループ2位と3位準々決勝を争い、各グループ5位と6位は9-12位ラウンドに回るという
システムである為、特に4つの強豪国がひしめいているグループBは熾烈な競争が展開されます。
因みにオリンピック開催国のイギリスは欧州選手権予選で敗退しており、
本選参加の12チームに入れていません。



女子(下線はオリンピック出場権獲得済チーム)
グループA : オランダ、イギリス、ハンガリー、ロシア
グループB : ギリシャ、スペイン、ドイツ、イタリア

女子の場合は世界選手権、ワールドリーグでの出場枠獲得が無いシステムとなっている為、
現時点で出場権を得ているのは開催国のイギリスだけであり、世界予選参加枠5を
イギリスを除く7チームで競うという、これも熾烈な競争です。


アジアではいよいよアジア選手権兼オリンピック予選を迎えますが、欧州の状況も目を離せません。
以上


パンパシフィック大会とは?
ポセイドンジャパン男子は1/7よりメルボルン入りし、1/8より開催される
パンパシフィック大会に出場します。
ここではパンパシフィック大会についてご紹介します。

(文責:財団法人日本水泳連盟 水球委員会 外国部長・黒田克己)


■豪州水球協会が環太平洋圏に於ける水球振興を図る為、新設した大会。
豪州政府の協力と支援を得て、現地滞在費は豪州側がホストしてくれる。

■参加チーム
男子:アメリカ、オーストラリア、ブラジル、中国、ニュージーランド、バーバリアンズ(豪州2軍)、日本の7チーム
女子:アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国、バーバリアン(豪州2軍)の5チーム

■大会形式
1月8日~13日にかけて総当り戦を行い、14日に総当り戦の1-2位が決勝、3-4位が3位決定戦、
5-6位が5位決定戦を行う。
尚、バーバリアンズはメダルマッチへの出場権は無い。

豪州男子代表はアメリカ代表との合同合宿に於けるテストマッチで10-7、8-5と連勝しており、
仕上がりは好調の模様です。
ポセイドンジャパンもアメリカ及び豪州とどこ迄競り合うことが出来るか、
Tom Hoad Cupで下した中国戦を本番前の最終戦で連覇出来るか、
上海世界選手権で下したゴラン・サブリッチ率いるブラジルを再度退けるかといった
注目の試合が満載です。



■男子試合スケジュール
1月8日:
10:00 USA-NZL
11:30 AUS-JPN
13:00 CHN-Barbarians

1月9日:
12:00 CHN-NZL
13:30 USA-JPN
15:00 AUS-Barbarians

1月10日:
07:30 CHN-JPN
09:00 BRA-NZL
10:30 AUS-Barbarians
16:30 USA-CHN
18:00 JPN-NZL
19:30 BRA-Barbarians

1月11日:
15:00 NZL-Barbarians
16:30 BRA-CHN
18:00 AUS-Barbarians

1月12日:
12:00 USA-BRA
13:30 JPN-Barbarians
15:00 AUS-CHN

1月13日:
12:00 JPN-BRA
13:30 AUS-NZL
19:45 USA-Barbarians

1月14日:
09:30 5-6th Match
11:00 3-4th Match
15:45 1-2th Matchi


大会の模様は

http://waterpolopanpacs.com
でチェック出来ます。



ポセイドンジャパン男子・豪州パース合宿総括
ポセイドンジャパン男子は豪州パースでの合宿を終え、
1/7よりメルボルン入りいたします。
以下、パース合宿総括です。

(文責:財団法人日本水泳連盟 水球委員会 外国部長・黒田克己)

Tom Hoad Cup(12月27-30日)を終えた後、ポセイドンジャパンは引続きパースに残り、
地元フリーマントルマリナーズとの合同合宿を行いました。
フリーマントルマリナーズの主力メンバー数名は、シドニーで行われているアメリカ代表と豪州代表の
合同合宿に召集されましたが、残ったメンバーにもロンドンオリンピック代表候補が数名おり、
練習相手にとって不足はありません。

Tom Hoad Cup迄は選手達にもかなりのハードトレーニングによる負荷をかけており、
一部体調を崩す者、故障者、怪我人も出ましたが、年が明けてからの練習は最終調整時期となり、
マリナーズの全面的な協力を得てディフェンスシステムのチェック・改善、
及び6対5の攻防のシステムの仕上げを行いました。


1月7日に12日間お世話になったパースを後にしてメルボルン入りします。
メルボルンでは今回豪州合宿の最後のイベントであるパンパシフィック大会に参加します。
同大会の概要を別項で詳しくご紹介致します。




ポセイドンジャパン男子豪州合宿
(文責:財団法人日本水泳連盟 水球委員会 外国部長・黒田克己)

男子代表チームは12月12日から1月16日迄35日間に亘り豪州合宿に出ており、
その間のスケジュールは下記の通りです。

12月13‐14日:サウスウェールズ州ニューキャッスルでの試合形式練習
12月15‐19日:NTCチャレンジカップ参加(ニューキャッスル)
12月20-24日:豪州代表チームとの試合形式練習及びシドニー地区クラブチームとの練習試合
12月25‐26日:パース(西オーストラリア州)での練習
12月27‐30日:Tom Hoad Cup参戦
12 月31日‐1月6日:パースで地元チームとの合同合宿
1月7‐15日:パンパシフィック大会参戦

今回の海外遠征の目的は、第1に我々より大型で泳力がある豪州チームを相手に、
高さ、大きさ、力強さに劣るハンデを克服する術を体得することにあります。
次に豪州は、欧州チームにない泳力を活かした戦術を駆使するチームであり、
同じく泳力を武器にしようとする日本にとって良いお手本と言える為、実戦を通して戦術を学び、
対中国、対カザフスタンの戦術を練磨することにあります。


又、既にオセアニア代表としてロンドンオリンピック出場を決めている豪州は、
これ迄世界大会での8-10位というレベルから更に向上する為には
個々の選手のレベルを更に高める必要があるという問題意識を持っており、その為に
ロンドンオリンピック直前迄最終的な代表を決めずに候補選手を競わせる方法を採っていますが、
その際にスピードがある日本との対戦は候補選手達を真剣にさせると共に
動きの中での状況判断を培う事になるという点で彼らにとってもメリットがある訳です。
従い豪州との間では過去2年間に亘りお互いに行き来して合同合宿を行っています。


最初の訪問地であるニューキャスルではNational Training Centre (NTC)Challenge Cupが開催され、
日本代表チームは招待チームとして参戦しました。
豪州ではニューサウスウェールズ州、クウィーンズランド州、ビクトリア州、西オーストラリア州の4州に
夫々トレーニングセンターがあり、それらが共通の課題と方向性を持って国ベースの強化に繋げている
訳ですが、この選手権は各州のトレーニングセンターで選抜された州代表選手が戦う国内選手権で、
代表チームの選考会も兼ねています。
今回大会には日本とニュージーランドが招待され、さらに南オーストラリア州の選手を中心とする
混成チーム(Barbarians)の計7チームが参加し、6試合総当りの予選リーグと順位決定戦を行いました。


日本は第1試合でナショナルプレーヤー3名を擁するクウィーンズランド州チームと対戦し、
この試合ではペースに乗れずに完敗を喫したものの、第二戦のバーバリアンズは難なく下し、
第三戦の西オーストラリア州チームに対しては攻防共に素早い動きを心がけて僅差での勝利を
ものにしました。
同チームはディフェンディングチャンピオンであり、豪州の中でも特に大型の選手を揃えた
優勝候補の呼び声高い強豪チームであった為、そのチームを日本が破ったということで、
Australian Water Polo Inc.のホームページは、驚きをもって日本の勝利を伝えました。
この勝利をきっかけに日本は自信を付け、ニューサウスウェールズ州には僅差で敗れたものの、
続くビクトリア州戦では3巡に亘るペナルティ・シュート戦で勝利し、ニュージーランド戦にも勝利し、
3位決定戦に駒を進めることとなりました。


最終日の3位決定戦で、再び西オーストラリア州と対戦することとなりましたが、優勝を目論んでいた
西オーストラリア州にとっては、日本戦における敗戦が痛手となり、決勝進出を逃しただけに、
この試合にかける意気込みは相当のものでした。
日本も試合ごとに力をつけ、攻守ともにかなり安定感が出てきていましたが、連日のタフな試合の連続で
けが人が出ていた為、大事をとって主要選手の出場を見合わせ、ベストメンバーで迎え撃つ体制は
取れませんでした。それでも1回目の試合同様、接戦を演じ、最終的には2点差を受けられて敗ましたが、
得るものの多かった試合でした。


この後、12月20-24日は午前中はシドニーオリンピックパークで豪州代表チームとの合同試合形式練習、
夜はシドニー地区クラブチームとの練習試合をこなし、12月25日にシドニーからパースに飛んで
12月27-30日に開催されるTom Hoad Cupに参戦します。


シドニーでの練習試合結果及びTom Hoad Cupについては次の機会にご報告します。

<NTCチャレンジカップ結果>

1試合:クウィーンズランド州代表 16 vs 日本 7 (青柳 3, 塩田 2, 志水1, 伊禮1)

第2試合:日本 17 (塩田 4, 大川 3, 竹井 2, 筈井 2, 志水 2, 伊禮 2, 柳瀬1, 若松1) vs Barbarians 8

第3試合:日本 7 (塩田 2, 青柳1, 竹井1, 志賀1, 志水1, 若松1) vs 西オーストラリア州代表 6

第4試合:ニューサウスウェールズ州代表 7 vs 日本 4 (塩田 3, 竹井1)

第5試合:日本 11 (竹井 4, 塩田 3, 青柳 2, 志水 2) vs ビクトリア州代表 11
      ペナルティーシュート合戦により 10-9で日本の勝利

第6試合:日本16(柳瀬4、志水3、伊禮2、竹井2、志賀2、青柳1、塩田1、筈井1) vs ニュージーランド7

3位決定戦:西オーストラリア州代表 8 vs 日本 6 (志賀 2, 青柳1, 筈井1, 志水1, 塩田1)
(2-0, 4-2, 1-2, 1-2)


以上



 Road to London NEWS
ここではロンドン五輪出場を目指し日々戦っているポセイドンジャパンメンバーの
最新ニュースを紹介します。


■2012/1/28
■2012/1/27
■2012/1/26
■2012/1/25 Vol.2
■2012/1/25 Vol.1
■2012/1/24 Vol.2
■2012/1/24 Vol.1
■2012/1/21 Vol.2
■2012/1/21 Vol.1
■2012/1/19
■2012/1/18
■2012/1/17
■2012/1/15
■2012/1/13 Vol.2
■2012/1/13 Vol.1
■2012/1/12 Vol.3
■2012/1/12 Vol.2
■2012/1/12 Vol.1
■2012/1/11
■2012/1/10 Vol.3
■2012/1/10 Vol.2
■2012/1/10 Vol.1
■2012/1/9
■2012/1/3
■2011/12/31 Vol.2
■2011/12/31 Vol.1
■2011/12/30
■2011/12/29
■2011/12/28
■2011/12/24
■2011/12/14
■2011/12/13
■2011/12/12
■2011/12/6
■2011/12/5


2012/1/28
ASIAN Water Polo Championships2012 水球ロンドン五輪アジア地区予選
全日程が終了しました。
最終日の試合結果は以下の通りです。

Men5
1P  2P  3P  4P  Total 
KAZ  3 3 3 10 
KUW 0


Men6
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  0
CHN

得点者:竹井1、志水1、長沼1、塩田2、大川1

以上の結果により
ASIAN Water Polo Championships2012 Menは
1位 カザフスタン
2位 中国
3位 日本
となりました。
ロンドン五輪水球アジア代表は
男子カザフスタン、女子中国と決定しました。

この雪辱は、5月に開催される
FINAワールドリーグ アジア・オセアニアラウンドで
必ず晴らしてくれるはずです。
皆様、引き続き応援宜しくお願いします。

非常にたくさんの皆様のご来場、ご声援、
選手達の大きな力になりました。
皆様のお気持ちに応えられるよう、
より一層成長したポセイドンジャパンとして
ワールドリーグを迎えたいと思います。
皆様、本当にありがとうございました。




2012/1/27
大会3日目の試合結果は以下の通りです。

Men3
1P  2P  3P  4P  Total 
CHN  6 7 8 23 
KUW


Men4
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2
KAZ

得点者:青柳1、志水2、長沼1

ポセイドンジャパン男子、接戦の末、カザフスタンに敗れました。
本日は19:30より中国との対戦です。
昨日は非常に多くの皆様の盛大なご声援本当にありがとうございました。
今日はアジア選手権準優勝の座をかけて精一杯のプレイをするはずです。
皆様、是非会場に足を運んでいただき、ご声援宜しくお願いします。




2012/1/26
ポセイドンジャパン女子、中国との対戦が終了しました。
試合結果は以下の通りです。


1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  1 1 6
CHN 5 18 

得点者:中野3、岡村1、小中1、菅野1

以上の結果により
ASIAN Water Polo Championships2012 Womenは
1位 中国
2位 カザフスタン
3位 日本
となりました。
試合後の藤原ヘッドコーチ、吉田奈央キャプテンのコメントなど
追ってアップいたします。
たくさんの皆様の熱いご声援どうもありがとうございました。
この後、17:30より男子・中国vsクウェート戦、
そして19:30より五輪出場の鍵となる男子・日本vsカザフスタン戦が行なわれます。
皆様のご来場心よりお待ちしております。





2012/1/25 Vol.2
ポセイドンジャパン男子初戦となるクウェート戦が終了しました。
22対2で圧勝。フィールダー全員得点と大爆発!!!
アジア3強である日本・中国・カザフスタン。
今日は中国とカザフスタンが対決し、接戦の末カザフスタンが勝利。
本日行なわれた男子2試合の結果は以下の通りです。


Men1
1P  2P  3P  4P  Total 
CHN  2 0
KAZ


Men2
1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  3 22 
KUW

得点者:青柳4、竹井3、筈井1、志賀2、柳瀬1、志水3、長沼1
若松3、塩田2、大川1、永田1

明日は今日中国に勝利したカザフスタンと対決です。
明日の勝敗がロンドン五輪出場を大きく左右します。
是非皆さん会場で一緒に戦いましょう!!!




2012/1/25 Vol.1
ポセイドンジャパン女子初戦となるカザフスタン戦が終了しました。
試合結果は以下の通りです。


1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2
KAZ 12 

得点者:中野3、曲山1、岡村1、小中1、菅野2

残念ながらカザフスタンに敗れました。
キャプテン吉田奈央選手は試合終了後、
「明日は世界2位の中国という大きな壁との戦い。
私達は失うものは何もないので、精一杯ベストな試合をします。」と
語っています。
皆様、明日は是非会場で彼女達と共に戦いましょう!!
この後、19:30からいよいよ男子ポセイドンジャパン登場です。




2012/1/24 Vol.2

ポセイドンジャパン女子、明日11:30より初戦を迎えます。
対戦相手はカザフスタンです。


皆様、会場で大きな声援をお願いします。




2012/1/24 Vol.1
水球ロンドン五輪アジア地区予選、本日開幕いたしました。
初日の今日は女子カザフスタンvs中国の1試合が行なわれました。
試合結果は以下の通りです。

1P  2P  3P  4P  Total 
KAZ 
CHN 21 

明日はいよいよポセイドンジャパン男子女子の登場です。
是非会場にいらして大きな声援・パワーを送りましょう!!
ご来場心よりお待ちしております!!





2012/1/21 Vol.2
RKK熊本放送“夕方いちばんNEWS”で
熊本出身のポセイドンジャパン男子メンバー・塩田義法選手を中心に
ポセイドンジャパンが取り上げられます。
熊本の皆様、是非ご覧下さい。

夕方いちばんNEWS
RKK熊本放送(テレビ)
1/23(月) 18:15~放送





2012/1/21 Vol.1
テレビ朝日“報道ステーション”でポセイドンジャパンが取り上げられます。
是非ご覧下さい。

報道ステーション
テレビ朝日
1/23(月) 21:54~23:10の中でコーナー放送予定
※事件などにより変更の可能性もあります




2012/1/19
NHK“サンデースポーツ”でポセイドンジャパンが取り上げられます。
是非ご覧下さい。


サンデースポーツ
NHK
1/22(日) 21:55~22:44の中でコーナー放送




2012/1/18
ポセイドンジャパンメンバーとして活躍している、
ブルボンウォーターポロクラブ柏崎所属の
青柳勧、永田敏、伊禮寛、筈井翔太、志水祐介、保田賢也の6選手が
平成23年の柏崎市「スポーツ栄誉賞」を受賞しました。
柏崎市の体育協会が毎年「優秀体育人表彰」を行っている中で、
この“スポーツ栄誉賞”は最高の賞です。
またブルボンウォーターポロクラブ柏崎はチームとして「優秀競技者賞」も受賞いたしました。
地元・柏崎の皆さんの熱い声援を糧に、選手達は頑張ります!!




2012/1/17
パンパシフィック大会最終戦の試合総括です。
(パンパシフィック大会チームリーダー・財団法人日本水泳連盟水球委員 宮崎昌樹氏)

長かったオーストラリア遠征最後の試合であり、アジア予選前最後の試合でもあるので
集大成として勝つだけでなく内容も重視した。
予選リーグでは10-7と苦しめられたニュージーランド相手に、
キャプテン青柳を筆頭に完璧な試合をしよう!と最終戦に臨んだ。

■1ピリオド
スタートメンバー:GK棚村英、長沼・志賀・大川・竹井・塩田・志水
反省のひとつとして全試合を通じて立ち上がりが悪く、
また最初の攻撃がシュートで終わるケースも少なかった。
この試合、塩田のシュートがバーにはじかれはしたが、先にシュートを打ったことで
雰囲気はこれまでの試合とは少し違った。
今日は最終試合ということもあり、これまでの作戦の確認とプレーの確率を上げていくことも
目標の1つであった。
先制点をNZL7番に決められはしたが、その後、志水・青柳・塩田の連続得点で
突き放しにかかる。
1ピリオドは無難な立ち上がりで3-1で終了。

■2ピリオド
スタートメンバー:GK棚村英、長沼・筈井・永田・若松・竹井・志水
カウンターが決まり、今まで影をひそめていた若松が連続得点、
柳瀬・大川の得点でピリオド5-0と圧倒。

■3ピリオド
スタートメンバー:GK棚村英、長沼・青柳・永田・若松・塩田・志水
このピリオドもここ数試合の鬱憤を晴らすがごとく、青柳・筈井・竹井・志賀の
ゴールラッシュで6-1。

■4ピリオド
スタートメンバー:GK棚村英、長沼・筈井・大川・青柳・竹井・志水
NZLのプレーが荒くなり。PK3本、退水3本という大荒れの試合内容となったが
落ち着いてプレーしたJPNは5-1と最終ピリオドも圧倒し
19-4と大勝で最後を締めくくった。

男子決勝戦はアメリカ対オーストラリア。
予選リーグでも6-6と引き分けドローに終わった両国の再戦。
この決勝戦も9-9同点で延長戦となった。
アメリカキャプテントニー・アゼベドの6得点をあげる活躍で
延長を2-1で制し、優勝を勝ち取った。

男子最終順位
1,アメリカ
2,オーストラリア
3,中国
4,ブラジル
5,日本
6,ニュージーランド
7,バーバリアンズ(オーストラリアB)
※予選リーグは3位であったが順位決定戦は不参加

女子最終順位
1,オーストラリア
2,アメリカ
3,カナダ
4,中国
5,バーバリアンズ(オーストラリアB)
※女子は6チームであったため順位決定戦参加
6,ブラジル


以上



豪州合宿全日程を終え、男子ポセイドンジャパンは昨日帰国し、
そのまま最終合宿に入りました。
いよいよ決戦まで1週間となりました。
頑張れ、ポセイドンジャパン!!!




2012/1/15
パンパシフィック大会が昨日閉幕しました。
ポセイドンジャパン男子にとって最終ゲームとなった
5位6位決定戦ニュージーランド戦の結果は以下の通りです。


  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  3 5 19
NZL 2 0 1 1 4

得点者:青柳4、竹井2、筈井3、志賀1、柳瀬2、志水3、若松2、塩田1、大川1

この結果により、パンパシフィック大会、日本は5位となりました。
これで豪州合宿全日程を終え、本日豪州を発ち帰国いたします。
女子ポセイドンジャパンは本日より合宿スタート。
ポセイドンジャパンメンバー、最終調整に入ります。
ロンドン五輪アジア予選まで10日をきりました!!
頑張れ、ポセイドンジャパン!!!




2012/1/13 Vol.2
パンパシフィック大会、大会6日目
予選リーグ最終戦となる対ブラジル戦の結果・試合総括です。

(パンパシフィック大会チームリーダー・財団法人日本水泳連盟水球委員 宮崎昌樹氏)

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  3 6 14
BRA 4 3 3 4 14

得点者:青柳2、竹井3、筈井1、志賀1、志水3、長沼1、塩田1、大川2

予選リーグ最終戦は対ブラジル戦となった。
昨年の上海世界水泳2011では予選同グループで戦った相手である。
日本はその試合で13-11と打ち合いの末に勝利し、
世界水泳で初めて予選リーグを突破した。

またブラジルの監督は元日本代表コーチも務めたことのあるゴラン・サブリッチ氏。
メルボルンの地で再び因縁の対決が実現した。

ブラジルは2016年リオデジャネイロオリンピックを控えて若手を強化している。
体格は小さいが、思いっきりの良さとセンスには光るものがある素晴らしいチームである。

■1ピリオド
スタート(GK棚村英、長沼・青柳・大川・竹井・塩田・志水)
BRA9番退水で先制点のチャンスであったがシュートまで行かず
逆にカウンターで攻め込まれ7番に先取点を奪われる。
BRA5番6番ダブル退水から長沼が得点するが
2-1の完全なカウンターノーマークを竹井がはずしペース上がらず。
BRA7番退水を大川が決めるが、志水のフローターシュートが惜しくもバーにはじかれると
逆にカウンターを出され2-2の同点に追いつかれる。
攻めての少ないブラジルは5mシュート・ミドルシュートを多発。
しかしこれが見事に決まり2-4とリードを許す。
BRA4番退水を竹井が決めて1ピリオドは3-4で終了。

■2ピリオド
スタート(GK棚村英、志賀・筈井・永田・青柳・竹井・柳瀬)
竹井のGK頭上を抜くシュートで同点に追いつくが
ラリーの中でのカバーミスが多く、永田のシュートがバーにはじかれると
カウンターを狙われトップ抜けされてしまう。
相手GKからのロングパスを棚村英が狙うも、
わずかの差で間に合わずGKファールのPKとなってしまう。
その後青柳がPKを外すも、筈井・竹井・塩田・志水・青柳のシュートが決まり、
9-7と逆転し、前半終了。
しかし、日本カウンターからのノーマークシュートを外してしまい、
カバー確認が悪かったため逆に得点されるケースもあり、
このようなケースは絶対に無くさなくてはならない。

■3ピリオド
このピリオド、日本は相手退水から志水と大川が2得点をあげるが、
ブラジルも狙い通りの5mシュートで2得点、退水から1得点をあげ、
11-10と1点差で最終ピリオドへ。

■4ピリオド
今回も世界水泳同様にノーガードの打ち合いのような試合になってしまい、
4ピリオドに入るとゲームも荒れ気味になってきた。
志水のシュートで2点差に広げるが、
ブラジルも12番の得点で離されまいと必死に食い下がる。
その後青柳のシュートで再び2点差とするも、
5番11番に連続得点を許し、同点にされる。
志賀のシュートで突き放すも、ブラジルがタイムアウトから残り1分04秒
12番のゴールで再び同点にされてしまう。
最後はオールプレスで時間を止め、ラスト5秒で2回目のタイムアウト。
ブラジルは残り4秒・3秒・2秒で3人が退水するも
ラスト青柳の渾身のシュートも決まらず、同点で終了。


この結果、日本は1勝4敗1分け、ブラジルは2勝3敗1分けとなり、
ブラジルに勝てば明日は3位4位決定戦で中国と再戦であったが
5位6位決定戦に回りニュージーランドと戦うことになる。
オリンピック予選前、最後の試合となるので全力で戦い、
良いイメージを持って帰国したいと思う。




2012/1/13 Vol.1
パンパシフィック大会、大会5日目
対バーバリアンズ(オーストラリアBチーム)戦の結果・試合総括です。

(パンパシフィック大会チームリーダー・財団法人日本水泳連盟水球委員 宮崎昌樹氏)

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  0 8
BAR 4 3 1 3 11
※BAR=バーバリアンズ

得点者:青柳2、竹井1、長沼1、塩田3、大川1

スタートメンバー GK棚村克、長沼・青柳・大川・竹井・塩田・志水

オープン参加のBチームとはいえオーストラリア軍団なので強敵である。
泳力・スタミナに加えて、パワー・シュート力もあるチームなので
いろいろなケースをテストするにはうってつけの相手。
ここを撃破し波に乗りたいところである。

■1ピリオド(J0-4B)
長沼センターボールを奪うもファーストシュートまで持って行けずディフェンスに回る。
竹井が退水するが、これは上手くシュートブロックで逃れる。
ラリーが続く中、BAR4番フローターにセンターより得点され失点スタート。
その後8番の退水を誘発するが、志水惜しくもシュートミス。
逆に2番にミドルを決められ0-2。
BAR13番の退水も塩田シュートミス。大川の退水は5番にポスト位置から決められ0-3。
12番にもサイドから狭いところを抜かれてあっという間に0-4となる最悪のスタート。
ここで日本はタイムアウトを取り、これが功を奏し、落ち着きを取り戻す。

■2ピリオド(J4-3B)
5番の退水誘発後、すぐに8番がファールでPKをもらう。これを塩田が決めて1-4。
直後にキャプテン青柳のミドルで追い上げ体制を整える。
そして大川の退水も守りきると、BAR11番の退水から竹井がシュートを決め3-4まで猛追する。
しかし波に乗れないJAPANは3番にミドルを決められると、
オーストラリアお家芸のカウンターから2失点。
その後塩田が退水から決めるも、前半を4-7と厳しい点差で折り返す。

■3ピリオド(J2-1B)
このピリオドは両チームともに粗さが目立った。
BAR6番の退水+反則でPKとなり、これを青柳が決めると、
4番退水から大川も得点し6-7と追い上げる。
一気にというところで再度1番5番のダブル退水をもらい、決まれば同点チャンスであったが
これをシュートブロックされると、逆にカウンターを出され柳瀬が退水。
これを決められ同点チャンスが6-8と2点差となってしまう。
しかし残り試合全勝を目標にしているJAPANは引くことは出来ない。
すべてを4ピリオドにかける。

■4ピリオド
先取点が欲しいJAPANであったが、退水から2番に決められ3点差。
BAR13番退水から塩田が取り返すも、その後退水とカウンターからのPKで
2点を追加されてしまう。
それでも水球は最後の最後にでもチャンスが回ってくる競技。
退水が2本出る。
追い上げのシュミレーションとしては格好のテストケース。
退水の攻撃バリエーションを数多く持っているJAPANなので、
ここで何とかしてくれる!と思ったが今日は空回り・・・。
それでも最後に長沼が素晴らしいカウンターを決めてくれた。


次戦は対ブラジル戦(現地時間1/13 12:00~)
これに勝てば最終日の3位4位決定戦では、オリンピック予選前、
最後の最後の試合で再度宿敵ライバル中国との戦い。
この2試合に勝利し勢いに乗ってロンドンの切符を何としてでも勝ち取りたい。

応援してくださっている皆様へ
12月12日よりオーストラリアへの長期の遠征・大会参加で
選手の疲労もピークになっています。
この遠征3つ目の大会であるパンパシフィック大会も、
7日間7試合というハードなスケジュールなので、試合でも体の切れがいまいちです…。
しかしみな懸命に【勝利】に向かって【夢】に向かって頑張っています。
高木監督も最終戦で打倒中国を果たして帰国したいと気合十分です。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
 

 




2012/1/12 Vol.3
パンパシフィック対ニュージーランド戦の試合総括です。
(パンパシフィック大会チームリーダー・財団法人日本水泳連盟水球委員 宮崎昌樹氏)

ニュージーランドは体格の大きなチームであるが、パワーでも負けない。
泳力で圧倒する。積極的に攻撃していく等を課題に、オリンピックアジア予選突破に向けて
全体的な戦術・戦略(攻撃・防御・退水の攻防、ペース配分、タイムアウトの使い方等)の
確認を目的にのぞんだ。

スタートはGK清水直樹、志賀・筈井・大川・若松・竹井・志水と若いメンバー。

■1ピリオド(J2-1N)
スタートから一気に波に乗りたいJAPAN。しかしいきなり竹井が退水を取られる。
先制点を許したくないJAPANは練習通りにこれを守ると、
NZL8番・9番のダブル退水からポイントゲッター志水が先制、
9番の退水から大川がナイスシュートを決め、2点をリードする。
反省ポイントの1つである終了間際に一瞬の隙を突かれ8番にミドルシュートを決められるが
まずまずのスタートを切る。

■2ピリオド(J1-3N)
ここのところスタートが非常に悪く、前半で流れをつかみきれない試合が続いているが
この試合でもやはり2ピリオドでつまづく。
NZLにミドルシュートを決められると、2本の退水も守りきれず追加点を与えてしまう。
本日朝の中国戦でも1ピリオドラスト1秒での失点、2ピリオドラスト14秒での失点があったが
この試合でも残り11.4秒で退水を取られ、NZLタイムアウト。
この退水ディフェンスを守りきれず、残り4秒での失点となった。

■3ピリオド(J4-0N)
流れをがらりと変えたいJAPANは、後半を志賀・長沼・大川・青柳・塩田・志水でスタートする。
仕掛けたとおり流れは変わり、攻撃は5-4カウンターから長沼、
NZL11番退水から青柳、若松の強烈なミドル、14番退水から永田もサイドポストで跳ね返る
素晴らしいシュートで得点。
防御の方も退水2本をきっちりと守りきり、このピリオドは4-0と本来のペースを取り戻す。

■4ピリオド
このピリオドはラリーが続く中、ポイントポイントでは退水・PKでの得点、
カウンターも出て3点をあげたが、大きな反省としてフローターから2得点を許してしまった。
退水防御のチェックも目的に入れていただけに、
退水にしてきちんと守り切りたかったところである。

退水の攻撃に関しては決定率85%強であるのでOK、
防御に関してはNZL相手ならあと1~2本防ぎたかったところであろうか。
この勝利で勢いに乗り、バーバリアンズ、ブラジルを撃破し、
最終日にサイド中国と決戦に持ち込みたい!





2012/1/12 Vol.2
ロンドン五輪アジア地区予選の模様が
CSテレ朝チャンネルで生中継されることが決定しました。


■放送チャンネル:テレ朝チャンネル

■放送スケジュール:
“水球アジア選手権2012”
1/26(木) 19:25-21:00 男子 日本vsカザフスタン戦
1/27(金) 19:25-21:00 男子 日本vs中国戦
です。
会場に足を運べない方、テレビの前で、
会場と一緒に、ポセイドンジャパンへ大きなエールを送りましょう!!!
詳しくはこちらをご覧下さい。





2012/1/12 Vol.1
群馬テレビ・J SPORTS3の番組“X-Music FUNS FUNS WORLD”で
“水球ロンドン五輪予選直前スペシャル”が放送されます。
女子ポセイドンジャパン第6次合宿の模様、
青柳選手・塩田選手・小中選手・曲山選手・安本選手、
高木・藤原両監督のインタビューの他、
女子キャプテン吉田選手と番組ナビゲーター斉藤リョーツの対談もお送りします。
今回の予選の見どころなど、30分すべて水球特集です。
お見逃し無く!!!


X-Music FUNS FUNS WORLD
群馬テレビ
1/12(木) 23:30-23:55

J SPORTS3初回放送
1/12(木) 16:00-16:30

再放送
1/13(金) 13:30-14:00
1/18(水) 25:20-25:50
1/22(日) 27:35-27:55
1/26(木) 26:50-27:20




2012/1/11
パンパシフィック3日目、対ニュージーランド戦の結果は以下の通りです。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2 10
NZL 1 3 0 3 7

得点者:青柳2、志水1、長沼2、若松1、塩田2、大川1、永田1

次戦は大会5日目1/12、13:30よりBarbariansとの対戦です。




2012/1/10 Vol.3
パンパシフィック対中国戦の試合総括です。
(財団法人日本水泳連盟水球委員会・宮崎昌樹氏)

ライバル中国との試合、日本はすべての手の内は見せない作戦。
しかし試合には勝つ!ということでのぞむ。
ディフェンスは通常の2・3・4のさがり、退水の攻撃パターンはすべては見せない(4/6まで)
中国の要注意3人(フローター4番・ミドルシューター3番・6番(左))には思うように攻撃させない
スタミナは日本があるので、どんどん泳いでカウンターから相手を崩して行こう!という指示。

■1ピリオド(スタート:GK棚村英・長沼・青柳・大川・竹井・塩田・志水)
青柳の先制得点、中国4番退水から長沼のシュートで2点を先制・・・。
中国6番サウスポーにミドルを決められ2-1
ラスト45秒からの攻撃時に、時間をなるべく使っていけばという場面、
早打ちから20秒以上を残して中国ボール

ラスト4秒で退水を取られ9番にラスト1秒で得点される。
防げた点を与えてしまい2-2で1
ピリオド終了

■2ピリオド

中国もさがりのディフェンス、特に1番がさがり気味の位置を取る場面もあり
攻防から1-0のノーマークを出され、仕方なく志賀がペナルティーをする・・・が
中国がシュートミスでこれを防ぐ
ラリーが続く中、志賀退水、長沼退水から連続得点されるも、
中国
8番の退水から大川が得点し前半は3-4で終了

■3ピリオド
永田の素晴らしいミドルシュートが決まり4-4同点にする
一気に突き放して・・・という場面であったが、中国に
1点を追加された後、
攻防が続く中竹井退水で中国タイムアウト・・・
得点され逆に4-6と離される

中国5番から退水取るも、決められず4-6のまま最終ピリオドへ

■4ピリオド
中国さがりに対して、外周からの攻撃の多かった日本は、
このあたりからドライブを多用し切り崩しをはかる

中国4番に得点され4-7と3点差・・・
このような場面から同点・逆転に持っていくのも大きな課題であるので
あきらめず集中してとの指示

6-5のカウンターから竹井が得点5-7とする
永田の退水は凌いだが、4番フローターに決められ5-8と再び3点差がつく
青柳のミドルシュートで6-8と追い上げ、
その後退水をとりタイムアウトを取るも得点できず
中国2番・6番より連続で退水取るが、これも得点できず6-8のまま終了する


3番は抑えるものの、4番フローターに3点、6番にワンタッチミドル1点をあげられる。
Pラスト1秒での失点も防げた。
長期遠征で疲労もたまってきているので、調整後ベストコンディションになれば
大きなプレッシャーは与えられると思うが・・・、

この後本日2試合目のニュージーランド戦、
明後日以降ブラジルとバーバリアンズ(
AUS2軍)と戦うが
おそらく最終日の順位決定戦(
34位)は再び中国戦が予想されるので
ここで勝利しアドバンテージを取りたいところ

以上速報まで




2012/1/10 Vol.2
パンパシフィック3日目、対中国戦の速報です。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2 6
CHN 2 2 2 2 8

得点者:青柳2、竹井1、長沼1、大川1、永田1

試合総括は追ってご紹介いたします。
本日ポセイドンジャパン男子は2試合出場。
18:00(現地時間)よりニュージーランド戦です。




2012/1/10 Vol.1
パンパシフィック2日目、対アメリカ戦の結果です。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  2 8
USA 4 3 13

得点者:青柳1、竹井1、志賀1、志水1、長沼2、塩田2

試合総括
(財団法人日本水泳連盟水球委員会・宮崎昌樹氏)

スタートメンバー(棚村英、長沼、志賀、青柳、大川、竹井、志水)
前半ミドルとフローター(巨漢ライアン・ベリー)から得点され出負けしましたが、
3ピリオドにはカウンター2本、PK等で追い上げ、
6-7、7-8と1点差まで詰め寄る試合運びとなりました。
昨日退水がオーストラリアを0/7に抑え、日本2/6と33%でしたが、
本日は75%決められ20%しか得点できていなかったのも
最終的に点差がついてしまった要因のひとつ。
明日は7:30から中国戦、18:00からニュージーランド戦の2試合が組まれています。
(残り5試合です)
少し調子が落ちている選手や怪我などありますが、選手達は頑張って戦っています。




2012/1/9
1/8よりオーストラリア・メルボルンで開幕したパンパシフィック大会。
豪州合宿中の男子ポセイドンジャパンも出場しています。
初日1/8のオーストラリア戦の結果は以下の通りです。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  4
AUS 0 3 8

得点者:青柳2、志水2

試合総括
(財団法人日本水泳連盟水球委員会・宮崎昌樹氏)

■1ピリオド(AUS 0-0 JPN)
スタートメンバー(1長沼、2青柳、3大川、4竹井、5塩田、6志水、GK棚村英)
スタートがどうしても悪いので気を付けて&気合を入れていくようにとの指摘を
原委員長より受けていたこともあってか、本日は立ち上げりは順調に行きました。

序盤はどうしても手探りのためミドルシュートが多いので、ミドルに強い棚村英の起用も
合っていたと思います。

また、AUSのシュートがクロスバーやオーバーバーで助かった場面もありますが、
構築してきたディフェンスが出来上がりつつ上手く守れているケースも多くみられました。


■2ピリオド(AUS 3-2 JPN)
ディフェンスは2-3-4下がり、受け渡しギャップの2パターンを主に採用していますが、
ちょっとした受け渡しの確認ミスから1点目を奪われます。
その後キャプテン青柳が5mシュート、志水の退水奪取から得点をあげ逆転します。
しかし、AUSはミドルシュート(ディフェンスとの手が重なる)、PKで再度逆転、
前半をAUS3-JPN2で折り返します。


■3ピリオド(AUS 2-1 JPN)
後半に入りG前のチェックミスとカウンターで2点を奪われ5-2となりますが
志水がセンターより得点をあげ5-3その後控えメンバーが頑張り長い攻防が続きます。
柳瀬が退水の場面もきちんと守りきり、その直後日本が中盤で退水を取りますが、
ここで得点をあげることができず、5-3のまま3ピリオド終了


■4ピリオド(AUS 3-1 JPN)
4ピリオドもラリーから先に退水を取るも、得点できず追いつくチャンスを逃してしまう。
逆にチェック・確認ミス等により3得点をあげられ、志水が1点返すも8-4で敗れてしまいました

後半の追いつくチャンスをものに出来て、ディフェンスの集中力が続けば1~2点差くらいの試合は
十分に出来るようになっていると思います。

今回の長期オーストラリア遠征では試合ー練習ー試合ー練習ー試合という格好のスケジュールが
組まれ、とても良い環境で強化出来ていると感じました。
その成果は十二分に出始めていると思います。
多くの選手が故障を抱えていはいますが、それだけの練習をこなしている証拠ですし、
この環境に対応できる選手にならなければ次のステージには上れないので
それも仕方の無い経験でしょう。


大会2日目の1/9は13:30より対アメリカ戦です。





2012/1/3
新年明けましておめでとうございます。
ポセイドンジャパンにとって決戦の年が幕をあけました。
明日より女子ポセイドンジャパンは第7次合宿に入ります。
年末12/22~28にかけて行われた第6次合宿の模様はこちら
男子ポセイドンジャパンは現在パースにてフリーマントル・マリナーズと
合同練習を行っています。





2011/12/31 Vol.2
男子ポセイドンジャパンTom Hoad Cup最終戦の結果です。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  1 7
BAR 3 3 9
※BAR=バーバリアンズ

得点者:竹井3、長沼2、塩田1、志水2

以下、黒田外国部長からのレポートです。
午前中の予選ラウンドで同じくバーバリアンズ(豪州代表数名を含む混成チーム)と対戦した時は
前夜の試合で額を切って欠場した大川を除いてほぼフルメンバーで戦い、
バーバリアンズに11-9で泳ぎ勝ちした日本ですが、
最終戦になって疲労の極致に到っている選手もいる為、
3位決定戦は若手中心のスタメンで臨みました。
何とか3位になってメダルを取りたい地元バーバリアンに試合序盤で連続得点を許してしまい、
第4ピリオド序盤で同点に追い付いたものの、最後にバーバリアンズのミドルシュート及び
日本退水時のパワープレーによる得点で振り切られてしまいました。

決勝戦は地元マリナーズとパルチザン・ベオグラードの対戦となり、パルチザン・ベオグラードが
欧州チャンピオンクラブの貫禄と意地を見せて11-9でマリナーズを振り切りました。
順位は以下の通りです。

優勝:パルチザン・ベオグラード
2位:フリーマントル・マリナーズ
3位:バーバリアンズ
4位:日本
5位:中国

今回マリナーズを1点差で追い上げ、優勝したパルチザン・ベオグラードに勝ち、
バーバリアンズにも1勝を挙げた日本代表に対する地元の評価は高いものがありました。
試合を経る毎にディフェンシステムへの意思統一が見られ、攻防共にチームとしての形が
出来てきた様に思えます。

地元パースの関係者からは是非オリンピック出場権を勝ち取って欲しいとの声援を随所で受けました。

日本代表は明日以降パースに残ってフリーマントル・マリナーズとの合同練習を1月6日迄続け、
1月7日にメルボルンに移動して8日からのパンパシフィック大会に臨みます。




2012/12/31 Vol.1
Tom Hoad Cup第4戦の結果は以下の通りです。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  3 11
BAR 2 2 9
※BAR=バーバリアンズ

得点者:志水4、塩田3、柳瀬2、青柳1、竹井1

以下、黒田外国部長の総評です。
日本はバーバリアンを下しパルチザン・ベオグラード、フリーマントル・マリナーズ、日本が
3勝1敗で同率首位にになりましたが、これら3チーム間の得失点差が夫々+2, -3, +1となり、
先ず得失点差が最大のパルチザンが1位抜けとなります。
残りチームが2つとなった時点で直接対決結果が優先される事となり、
日本は得失点差ではマリナーズを上回るものの直接対決で日本に勝っているマリナーズが2位となり、
今夜再びバーバリアンと3位決定戦を戦います。




2011/12/30
Tom Hoad Cup第3戦、2010-11欧州クラブチャンピオンであるパルチザン・ベオグラードを
撃破しました!!
試合結果・総括は以下の通りです。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  10 
PAR
※PAR=パルチザン・ベオグラード

得点者:竹井3、長沼2、大川1、青柳1、若松1、塩田1、永田1


以下、黒田外国部長の試合総評です。
パルチザン・ベオグラードはセルビアの首都、ベオグラードに本拠地を置く古豪クラブチームで
欧州クラブチャンピオンズリーグの優勝経験も豊富です。
今年6月には1979年にチャンピオンズリーグ決勝に進出して以来32年振りに決勝に進み、
スター軍団のイタリア、プロ・レッコを破って欧州クラブチャンピオンに輝きました。

今回Tom Hoad Cupに参加しているメンバーは若手も混じっているとはいえ、
セルビア代表主将を長く務めたスーパースター、ウラジミール・ヴヤシノビッチがプレーヤーとして
チームを牽引しています。

日本はこれ迄の試合で背中を痛めたCF志水、体調を崩した志賀をベンチに温存し、
ベテランが中心のメンバーでこの試合に臨みました。
今日の日本チームは打たせられるシュートやパスミスから相手速攻を受ける事なく、
冷静な試合運びです。
強力なパルチザンCFのヴキチェビッチのセンターショット及び彼のポジションで発生する
退水によって得点され、センターをカバーする為に下がるとミドルシュートを決められるという
展開ではあるものの、ディフェンスでよく動いてセンターポジションをカバーすると共に
ボーラーへのアタックも敢行し、必死のディフェンスを展開し、
ディフェンスでの動きは特筆すべきものがありました。
日本はオフェンスでは速攻からのシュート及び速攻以降の二次速攻の動きの中で
相手退水を誘発して得点を重ねます。
停止した位置でのプレーが多い欧州型水球には日本の素早い動きによる攻撃が
奏功していました。

第二ピリオド終了の瞬間に塩田が放ったミドルシュートがゴールを割り、
5-4でリードしてハーフタイム。

第三ピリオドに入って大川が目の覚める様なミドルシュートを決めて6-4とした直後に
パルチザンCFヴキチェヴィッチが放ったバックハンドショットをGK棚村(克)が
確りとブロックしたものの、
シュートを放った肘がCB(センターバック)大川の目の上に当たり、
出血した為、大川はここで退場。
会場に元フリーマントル・マリナーズでプレーしていた外科医の先生が詰めていた為、
その場で縫合し、大川は第四ピリオド終盤に観客からの大声援を受けてベンチに戻る。

大川を怪我で欠いた後の日本は竹井の速攻シュート、長沼のミドルシュート、
若松のカットインからのシュートで加点し、
遂に10-8で欧州の古豪パルチザン・ベオグラードを振り切って歴史的な勝利を挙げました。

日本代表は怪我・故障者を出しながらも、それ以外のメンバーが活躍し、
チームワークが更に向上してきています。
体力的にも精神的にも今が最も辛い時期ですが、それを乗り越えて
オリンピック予選に向けて心身共に更に強くなって行く息吹を感じた一戦でした。




2011/12/29
男子ポセイドンジャパンTom Hoad Cup第2戦の結果です。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  1
CHN 6

得点者:大川3、青柳2、志水1、筈井1、長沼1


以下、黒田外国部長の試合総評です。
中国はエースCFのYu Lijunが参加しておらず、その他もスタメンというよりは若手も取り混ぜた
不可解な布陣。故障者も多い模様だが、今回は娘の結婚式で欠席のアゼベド監督の
「若手も含めて競わせろ」との指示か?

日本も伊禮が病欠、竹井が昨日の試合で相手シュートをブロックして肘を痛め、
大事を取ってベンチ入りしたのみで出場はせず、又、志賀が病み上がりで一部のみ出場と
苦しい台所事情。

日本は昨日と同じくシュートミス、パスミスからの相手速攻を食らい、失点を重ねる。
日本はよく泳ぎ、中国の不用意なホールディングからの退水を多く誘発するが、
前半は相手退水を8本取って2得点のみ。
後半になって中国主力選手の3ファウルによるゲームエクスクルージョンが増えた事もあって
パワープレーの決定率が上がり、4Pで2-0と中国を振り切った。

明日は18:30から2010-11シーズンの欧州クラブチャンピオンPartizan Belgradeとの対戦です。



2011/12/28
12/22よ12/22より筑波にて第6次合宿を行っている女子ポセイドンジャパン。
今回の合宿では、体力の向上、戦術の理解、
頭を使った水球を選手全員ができるようにし、
目に見えない力を生み出そうとしています。
海外組の小中美沙・曲山紫乃・安本智恵もこの合宿より合流。
新しい日本女子水球の扉を開けようとしています!!
第6次合宿は本日最終日を迎え、年明け1/4から第7次合宿に入ります。
今年の世界水泳2位の強豪中国を迎え撃つ女子PJ。
圧倒的な体格差を超越して、日本ならではのプレイで戦います!!
 

 

一方、現在オーストラリア合宿中の男子ポセイドンジャパンは
昨日よりパースで開幕したTom Hoad Cupに出場しています。
昨日の第1戦の結果は以下の通りです。

  1P  2P  3P  4P  Total 
JPN  1 1
FRE 8
※FRE=Fremantle Mariners

得点者:志水2、塩田2青柳1大川1、伊禮1

以下、黒田外国部長の試合総評です。
マリナーズはNTCチャレンジのWestern Australia州代表チームとほぼ同じ布陣。
豪州代表のAaron Younger(Wing), Tim Cleland (CB), Jamie Beadsworth(CF)が
中心となって攻撃を組み立てる。
日本はパス回しは良かったがラストパスのミスが多く、
そこからマリナーズに速攻をかけられ苦しい展開に。
FREの得点の内、4点がミドルシュート、2点が速攻によるもの。
日本は最終ピリオドに入って3点差を付けられたがそこから巻き返し、
相手退水後のパワープレーから伊禮が決め、その後はセンターで志水が誘発した
ペナルティ・ファウルを青柳が決めて1点差に。
しかし、残り時間1分以内でFREが放ったシュートがコーナースローとなり、
そこでFREがタイムアウトを取り、そのままゲームセット。

次戦は中国との対戦です。




2011/12/24

12/22発売の“トレーニングマガジン(ベースボール・マガジン社)”で
水球日本代表ポセイドンジャパンオリンピック予選直前スペシャルということで、
「水球選手に学ぶゴツカッコいいカラダ作り」特集が組まれています。
文・解説はポセイドンジャパンメンバーである長沼敦選手。
水球選手がいかにしてあの体を創り上げているか、非常によくわかる内容です。
是非ご覧下さい!!




2011/12/14

「地元Newcastleの方から熱烈な歓迎を受け、日本語のメッセージの入ったプレゼントを
選手全員が頂きました。
今年は異常気象だそうで、夏なのに肌寒くやや戸惑っていますが
それでも選手全員元気で、明日(12/15)からのオーストラリア州代表トーナメントに
参加します」(PJ男子・高木ヘッドコーチ談)




2011/12/13

「本日豪州ナショナルチームのフローターBaird Mitchellを擁する
Hunter Clubと練習試合を行い、18対10で勝ちました(PJ男子・高木ヘッドコーチ談)




2011/12/12

「ポセイドンジャパン男子チーム、これからシドニーに向けて
成田から旅立ちます」(PJ男子・高木ヘッドコーチ談)

約1ヶ月のオーストラリア遠征のスタートです。
滞在中、トムフォードカップなど大会にも出場し、最終調整を進めます。




2011/12/6
11/23〜30にかけて行われた女子ポセイドンジャパン第5次合宿の模様が
12/9(金)初回放送のJ SPORTS3“X-Music FUNS FUNS WORLD”で紹介されます。
練習の様子の他、三浦選手・岡村選手のコメントも放送されます。
是非ご覧下さい。

J SPORTS3“X-Music FUNS FUNS WORLD”
初回放送
12/9(金) 18:30-19:00

再放送
12/11(日) 4:30-5:00
12/15(木) 27:20-27:50
12/17(土) 4:30-5:00
12/20(火) 25:50-26:20


ポセイドンジャパンムービーチャンネルには女子ポセイドンジャパンの
藤原ヘッドコーチのコメントムービーがアップされました。
大会に向けてのチームの状況、対戦相手となる強国・中国について語っていただきました。
是非ご覧下さい。ムービーはこちら





2011/12/5
男女共に第5次合宿を終え、各々が持ち帰り、個人のレベルアップを図っている時期です。
それぞれのチームでスイムやウエイトを中心に、第5次合宿での課題をクリアし、
最後の追い込みに入っていきます。
男子第5次合宿の様子はこちら。女子第5次合宿の様子はこちら

男子は12月12日に日本を発ち、40日間のオーストラリア合宿、
女子は12月22日より国内で合宿を行い、戦術面などの徹底を図ります。




千葉市スポーツ振興財団が年4回発行するスポーツ情報満載のフリーペーパー“Athlete”
12/1より配布されている最新号で、ポセイドンジャパンが巻頭特集されています。
1/24から千葉県国際総合水泳場で開催されるASIAN Water Polo Championship 2012の見どころや
出場国分析、さらには千葉出身の女子ポセイドンジャパン・吉田奈央選手の独占インタビューなど、
見どころ満載です。
さらに、吉田選手のサイン入りプレゼントが当たるクイズもあります。
配布場所など詳しい情報はこちら。データで誌面を見ることもできます。





 対戦国レポート 
今大会の出場国の特色及び注目選手などを紹介します。

■男子対戦国レポート
■女子対戦国レポート



男子対戦国レポート

中華人民共和国

平均身長189cm、体重91kgという大型選手が揃う“水中の万里の長城”
監督は前アメリカ男子代表監督、名将“リカルド・アゼベド”
注目選手はスペインのプロリーグで活躍している3人の選手。
“Tan Feifu”はオールラウンドプレイヤー。“Liang Zhongxing”は強力なミドルシュートを持っている。
“Pan Ning”は左利きのクイックシューターで、スペインでも大量得点を挙げている。
その他のメンバーは上海及び広州のクラブチームのメンバー。
チャンスがあればどこからでも撃ってくる攻撃力は脅威。


カザフスタン共和国

カザフスタン国内にあるクラブチーム“Astana”は、ロシアリーグに参加しているトップチーム。
男子キャプテンの“イヴゲニー・ジリヤエフ(38歳)”も“Astana”のメンバー。
さらにはロシアのクラブでプレイしているs年主も多く、元ロシア代表でシドニー五輪銀メダリストで
カザフスタンに帰化したGK“ニコライ・マキシモフ(39歳)”や“アレキサンダー・ガイドコフ”などの
ロシアリーグのベテラン勢はゲームを知り尽くす試合巧者。
ベテランを中心に水球帝国ロシアの意外性あるプレイは要注意ポイント。




女子対戦国レポート

中華人民共和国

2011年世界水泳で準優勝。“アジアの女帝”として世界の女子水球界のトップグループにいる強国。
中国を世界レベルに押し上げたのは、スペインのジョアン・ジャネー監督。
大きな体で“壁”のような彼女達は、男子顔負けのパワフルな水球で世界に君臨した。


カザフスタン共和国

カザフスタン国内にある“Aisha Bibi”というクラブチームはロシアリーグに参加している
今回のカザフスタン代表の主力メンバーはこのチームに属している。
女子のロシアリーグも世界トップクラスにあり、経験豊かなベテラン選手と
パワフルな若手選手の力が融合されたバランスの良いチーム。




 水球オリンピックヒストリー

■エピソード1 水球はイギリス発祥のスポーツ
■エピソード2 水球はオリンピック球技として最も古いスポーツ
■エピソード3 日本代表の戦歴


エピソード1 水球はイギリス発祥のスポーツ
水球は19世紀の半ばにイギリス各地で開設されたプールで水球クラブが結成され
フットボールを使った球技が水上イベントとして開催されたことが起源。
ポロのように馬の形をした樽に乗ってプレイをしていましたが、
後に泳いで行う現在の形へと変化していきました。
2012年のロンドンオリンピックは、水球の聖地での戦いとなるわけです。


初期のイギリスでのWater Polo

19世紀後半のイギリス プールでのWater Polo


エピソード2 水球はオリンピック球技として最も古いスポーツ
水球がオリンピックの正式球技として初めて採用されたのは1900年第2回パリオリンピックからです。
球技としてはサッカーと共に採用されることになりました。
個人競技で世界一を争う大会から、国の威信をかけて闘う志向へと徐々に変化していきます。



エピソード3 日本代表の戦歴
男子のオリンピックでの成績は以下の通りです。
今回男子が出場できれば1984年ロサンゼルスオリンピック以来28年ぶり8回目の出場となります。
女子水球は2000年のシドニーオリンピックより正式種目となりました。
今回出場を決めると日本女子は初の五輪出場となります。

1984  ロサンゼルスオリンピック  11位 
1972 ミュンヘンオリンピック 15位
1968 メキシコシティオリンピック 12位
1964 東京オリンピック 1次ラウンド
1960 ローマオリンピック 1次ラウンド
1936 ベルリンオリンピック 1次ラウンド
1932 ロサンゼルスオリンピック  4位

1972年ミュンヘンオリンピックでの様子